2016年6月20日月曜日

新入り子猫




保護して3日

推定 生後5日


新入り子猫がやってきました




200g〜130gの5匹兄弟

餌やりさんの地域で生まれました



今回、同時に母猫ちゃんの捕獲にも成功しました

野良さんの力は凄まじいです。こういう時は父さんの仕事です




今まで、子猫が生まれたと報告があっても

母猫と引き離すのはかわいそうと保護を先送りにした結果

場所移動してしまい行方が分からず

保護できなかった猫たちがいました

野良猫は子育ての際

何度か引越しをするということを

目の当たりにした出来事でもあります





いつも、餌やりさんが放置した発泡スチロールの餌入れや

猫たちの糞、子猫の亡骸を片付けてきたご夫婦が(以下おじさん、おばさん)

これ以上、子猫を産ませて

母猫の身体が心配、苦労するのも見ていられない!

子猫が不憫だ!と

捕獲のお手伝いをしてくれました

おじさんとおばさんは今まで

生まれた子猫を見て不快感をあらわにするご近所さんに

頭を下げて見守ってほしいとお願いしたり

猫たちのために頑張ってくれたご夫婦です

わさびちゃんちでTNRした猫たちも見守ってくれています





おじさんとおばさんは、これまでも捕獲器での捕獲に

何度も挑戦してくださってましたが

お腹が空いていれば可能性が上がるのに

餌やりさんのご飯をあげない約束が守れず

その度に失敗していました


今回はおばさんの説得により

餌やりさん1名が捕獲のお手伝いしてくれました

捕獲の際

靴が脱げてしまい雨上がりの地面を靴下で頑張るおじさん

大きなネットを用意し

私たちもびっくりなほど見事な動きを見せるおばさん

そんな真剣な姿に餌やりさんも心動かされ

捕獲できた時は

本当に良かったと安堵されていました

※餌やり自体、反対と言ってるわけではありませんし

TNRした猫たちに食べるものがなければ生きていけない

ゴミの片付け・避妊手術・猫の管理を責任持ってお願いしたいです









母猫さんを捕獲し

子猫を保護

毎回のように、子猫たちの身体から悪臭がします


それでも、発見が早かったので

風邪ひきやシラミだらけの子猫はいません

風邪ひきの場合

目が開き始めると開いた隙間から

膿が流れ出すこともしばしばありますので

ホッとします


母猫さんは、餌やりさんにも触らせない猫さんで

かなり興奮していたことと

母猫さんからもらう病気などを考えた結果

子猫たちを戻すことは危険と判断しました
(数件の動物病院にも相談し出した結論です)



「親子一緒が幸せ...」

野良猫さんが生きる環境では理想に過ぎない

少なくとも、ここの現場ではそう言えます


きっと良いお母さん猫だったのでしょう

子猫たちのおへそもお尻も綺麗でした

人間を警戒したり

外で生きなければならなくなったのは

母猫さんのせいじゃない

もっと違う生き方を選べる時に出会っていたら

人間に甘え寄り添い自分の家族が持てたはずだと

悔しくなります

母猫さんには謝ることしかできません...


今まで頑張ってくれた母猫さんは

餌やりさんやおじさんおばさんが待ってくれている慣れた環境に

身体の回復を待ちTNRします





今回も前回のように

猫母の会のまめこのお母さんと

ユキイ・ライのお母さんが保護主に名乗り出てくれました

お二人とも

わさびちゃんちにとっては里親様でもあり

野良猫を家族に迎えることの理解

保護することの覚悟を持った方達です









猫母の会では様々なリスクを考え

2匹までの保護と上限を決めました

まめこのおうちに保護されたのは


一番大きな(保護名)オーリオ♂


紅一点の(保護名)アーリオ♀


ユキイ・ライのおうちには



2番目に大きい(保護名)ムイ




そして、わさびちゃんちには

元気いっぱい(保護名)だっこ♂




一番小さな(保護名)おんぶ♂




おんぶくん、兄弟より小さく飲みが悪いため

しっかりと保育していきます








































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10 件のコメント:

  1. もしもしくん、ビーボくんが幸せな巣立ちをしたと思った矢先の仔猫ちゃんたち…
    父さん母さんを初め、たくさんの方の活動に本当に頭が下がります。
    私は何もできず、ただただ応援するばかりです…ごめんなさい。
    そしてありがとうございます。
    どうか、仔猫ちゃんたちが無事に育ちますように。
    そしていつの日か幸せをつかみますように。
    どうぞよろしくお願いします。

    わさびちゃんちやまめこちゃんち、ユキイちゃんライちゃんちに保護されて、
    この子たちはきっともう幸せのチャンスをつかんでいますね。

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  2. 少し、ぽんちゃん保育園お休みできるかな?って思っていたらやはり、
    お休みは返上してたんですね。
    いつも頭が下がります。~~~~~(m--)m

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  3. わああああ…小さい……
    私も臍の尾のついた状態の子猫を保護した時の事を思い出します…
    保温に気をつけて、一時間おきに授乳と排泄しながらほぼかかり切りで一週間、大変でしたが、初めて目が開いた時の喜びは今でも思い出せます。

    この子達が、元気に大きくなって、また素晴らしいご縁に巡り会えますように…!

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  4. お〜じろう2016年6月20日 20:39

    母猫さん....迷います。
    私が保護した子達のお母さん猫も避妊させようと思っていますが。
    リリースというのが頭の痛いところです。
    あの環境に戻すのか?.....迷います。

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  5. お母さん猫が保護出来て、良かったですね。おんぶ君とだっこ君、もう大丈夫。他の兄弟たちもしっかり保護され、本当にラッキーです。皆様の活動、素晴らしく、頭が下がります。さらにTNR活動が、広がる事を願いつつ、ありがとうございます。わたくしも、TNR活動を自分なりにしていますが、教わることも多々あります。無事に育ちますように!

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  6. 小さな命を救っていただきありがとうございます
    無事に育つことを願っています
    わさびちゃんちからの猫ちゃんの里親さん達にこういうつながりができるのはとてもありがたいことですね。
    それにしても・・・今まで食べ物関係の保護名が続いたのに今年に入ってもしもしくんはいはいくん、今度はだっこくんとおんぶくん!名前の路線変更が来ましたね

    そういえば、もうあわびくんとにがりちゃんはわさびちゃんちの猫になったのですか?

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  7. 捕獲の場面を見れて良かったです。
    かわいい仔猫がただ降ってくるわけじゃない、厳しい環境で子育てしなければならなかった母さん猫のことを考えると胸が痛いです。餌やりさんや保護主さん、TNRする方々とみんなでいろんな形で協力できたら良いですよね。
    今回もみんな、幸せへの一歩だ!

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  8. 今、北海道に緊急地震速報が出てましたが大丈夫ですか?

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  9. おんぶくん、不安になるくらいの小ささですね。
    いままで、いろんな状況の子猫を育ててきた母さんと父さん&ぽんちゃんに任せれば、あっという間に他の子達に追い付きますよね!
    母猫さんも心配です。少しでも残りの猫生を無事に過ごして欲しいです。
    大変な日々が始まってると思いますが、遠くから応援しています!!

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  10. おはようございます!
    いつも拝見させていただいてます
    野良ちゃん確保の内容を見ると、いつも感慨深いものを覚えます
    父さん・母さんいつもありがとうございます

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